☆長椅子にすわっただけなのに。自然に体験できました。(Mさん)
こちらにきていただいたMさん (30代女性) のセッション体験のレポートです。
「なんでここにいるのかな?」という思いが浮かんでくるというMさん。
30代はいわゆる中間管理職的な役割を担うことになるものです。新しいスキルを身につけ転職した先で、いきなりとりまとめ役に抜擢され、不安や不満がありながらもがんばってきたのに、降格。
よくあることかもしれませんが、ご本人にとっては、大変ショックなことです。
Mさんにお願いして、HPに掲載を許可していただきました。
セッションでいつもいつも、こういうMさんのような体験をされるとは限りませんが、ヒプノやセッションの力、ひいては「人が持つたくさんの可能性」の一端を感じていただければ、と思い掲載させていただきました。
右肩を冷たい手でぎゅっとつかまれている。痛い。………。やわらいできた…。
悲しみが出てくる。痛みがとれてきた。
(注:このように身体感覚の持つ感情を感じてあげると痛みがやわらぐことがあります)
その手は
「ゆっくりしてほしい」
「愛情が欲しい」
「疲れた」
といっている。
右手が離れて、メッセージが来ている。
「せっかちでいるな」
「仕事でのスペシャリストになれ」
「やりたいことはどんどんやれ」
「今日は(こうやってメッセージを聞いてくれて)ありがとう」
「今日はたくさんのメッセージを伝えにきた」
(注:こんなふうに身体感覚がメッセージを持っていることもあります)
お母さん方のなくなったおばあちゃん。
「結婚しなさい」
「まじめに仕事してたら、いい人が出てくるから」
「子供が生まれます。大丈夫」
お父さん方のおばあちゃん。
認知症だけど、ちゃんとわかっている。
お母さん疲れているから、旅行にいきなさい。
メッセージはとまって、汽車に乗っている。
田舎みたいなところ。みんな着物着ている。袴とか。
自分は女性でストライプの着物を着ている。
20代前半でお弁当を届けている感じ。
お父さんとお母さんに届けにいく感じ。
お父さんは刀を後ろに飾っている。
(注:ここで時代が飛ぶようです。こんなふうに時代が飛ぶことはよくあります)
たぶん武士。わたしは娘。一人娘。
お父さんまげを結っている。江戸時代。お母さんも時代劇に出てくるような髪。
私の旦那さんも武士。すごく好きな人と結婚して幸せ。子供が生まれる。男の子。
すごく幸せ。
赤ちゃん具合わるそう。
亡くなります。
自分も死のうとするが、旦那さんに止められる。自殺できなくて、悲しんでいる。早く天国のその子のところにいきたい。
メッセージ。
「だから(今回の人生では)子供を大切にして」
「いいお母さんになって」
「私と同じ思いはさせたくない」
「だからいいお母さんになって」
自分を年をとっていった。死ぬまでその子のこと思っていた。
自分が死ぬときは雪が降って窓から日本庭園みたいなのが見える。
67歳で死にました。
(今回の人生で)旦那さんになる人は、そのときの旦那さんと一緒。
(注:催眠で出てくるこういう直感は、今のその人の人生の方向、エネルギーでいけば、そうなる、ということであって、「必ず、絶対」を保証するものではありません)
(しかしながら、ご自身にとっては、とても大事で意味のあるメッセージとなることが多いです。執着する必要はありませんが、大事になさることを願って、セッションをご一緒しています)
(さらにヨーロッパの女性の人生、平安時代ぐらいの女性の人生を体験されました)
今度は、自分は看護師で、昭和20年代。戦争の人たちを看病している。白衣を着ている。戦争でやられた兵隊。沖縄、ひめゆりの洞窟で働いていました。
すごい忙しい。ひめゆりの洞窟が見える。それで亡くなった。16歳。
しらゆりのバッチが埋もれている。だからあなたも人を助ける。がんばって仕事をして欲しい。
とにかく人を助ける仕事にがんばりなさい。
しっかり両親を大切にして、お年寄りも大切にしなきゃ駄目だよ。
僕たちの思いを忘れないでください。
「ありがとう」とかえってゆく。
ひめゆりの人たちもありがとうと手を振っている。
ぼくの役目は終わった。ありがとう。
(注:この「ぼく」、というのはひめゆりの人たちの手当てを受けていた兵隊さんたちだったのでしょうか?それがMさんの右肩をつかんでいる冷たさだったの でしょうか? それは、結局は、わかりません。ですが、体験しているご本人には、とても意味があり、意義があること、なのです。こういう体験にしがみつく
ことは、人によって場合によってむしろ危険かもしれません。ですが、何かが解放され、さっぱりとし、自然にやる気が起きてくることもまた、本当のことなの です)